1948-02-06 第2回国会 参議院 本会議 第12号
而してこの石炭産業には、全体として百四十億の融資があります、復金融資がありますが、その上に、殆んどこれと同額に近い價格差補償金も今まで我々は支出して來ております。一体さような厖大な資金の高によりまして、石炭は一体どれだけ増産されたか、確かに年末にこれが多少は増産されたことも事実であります。
而してこの石炭産業には、全体として百四十億の融資があります、復金融資がありますが、その上に、殆んどこれと同額に近い價格差補償金も今まで我々は支出して來ております。一体さような厖大な資金の高によりまして、石炭は一体どれだけ増産されたか、確かに年末にこれが多少は増産されたことも事実であります。
○内村清次君 次に、物件費の中で、特に注意されております點は石炭でありまするが、年間使用五百五十萬トン、六月までは、鐵道用炭には、この石炭に對して價格差補償金というものがあつて、トン當りが百八十四圓になつておつたのですが、新物價體系ではこれが廃止されておる。その結果が、年間使用の石炭代が百億圓にも上つておる。